伸学会はどんな塾?

子ども達が勉強を楽しいと感じて成績が上がっていく
そんな教育の届け手になってくれる人を求めています

伸学会代表の菊池に伸学会の教育方針やどんな人財を求めているかをインタビューしました。伸学会がどんな塾なのか、働きたいと思えるかどうかを確かめてください。

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伸学会とは?

中学受験専門塾伸学会です。その名の通り、小学生を対象に中学受験の指導を行なっています。通っている子は小1から小6までがメインで、各学年生徒数は均等にいます。1年生から3年生の子達には速読トレーニング・パズルとかで国語・算数のベースを育てていく、ということをやっています。4年生以降が本格的ないわゆる受験指導になっていきます。

成績が上がっていく、前できなかった問題が解けるようになることを本当に喜んでくれる子達を増やしたい

伸学会が目指しているのは「勉強を楽しくする」ということです。どうしても受験は辛く苦しいもので、それを乗り越えていかなければいけないイメージが強いんですけど、本来学ぶことは楽しいことだと思ってるんですよね。現在自分自身が経営のためにいろんな勉強をしているんですけど、それを学んで実践して成果が出て、というのをすごく楽しんでいる。何かできなかったことができるようになるのは人にとってすごい喜びだと思うんですよね。

それが、なぜか子どもの勉強だと、嫌なことに耐えなきゃいけない、耐えることが大人になった時に役に立つみたいな空気がある。それがすごく嫌なんですよね。ウチに通ってくれている子達は勉強が好きで、成績が上がっていく、前できなかった問題が解けるようになることを本当に喜んでくれる子達が多いので、そういった子達を増やしていきたくて伸学会を経営しています。

ウチに通って勉強が好きになってくれたという話は保護者の方からよく伺います。他の塾に行ったけど上手くいかなかった、だからそこを辞めてウチに来て「子どもが全然変わりました」と言っていただけることも多いんで「やってて良かったな」と感じます。

原点にあるのは塾に通って先生やクラスの仲間と勉強するのが本当に楽しかったこと

(僕の)原点にあるのは、塾に通って、先生やクラスの仲間と勉強するのは本当に楽しかったというところです。

自分自身「受験勉強して良かったな」と思っているんですよ。もちろん(受験が)終わった時には「ようやく終わった」という達成感とか開放感はありましたけど、トータルで見たときに、すごい楽しかったし、「もう一度やり直せるとしたらどうする?」と言われたら「中学受験する!」と、シンプルに答えると思うんです。

100万円以上かけた集客が失敗して生徒0人からのスタート…

(伸学会設立当初)初めは全く集客ができませんでした。2月に新年度がスタートするので、2月のスタートに向けて100万円以上かけてチラシを撒いたのですが、生徒0人からのスタートでした。

「このままいったら1年くらいで会社が潰れるだろうな…」というのがずーっと続いていたので、今は笑って話せますけど、その時は危機感を持ちながら「どうしようかな…」ということは日々考えていましたね。

ブログから問い合わせが続発!気づいたら4年生のクラスが満席に

生徒が集まり始めたのは半年くらい経ってからで、ブログ経由からの問い合わせがすごい増えていって、気づいたら4年生のクラスが満席になってました。5年生、6年生はまだいなかったのですが、4年生がいるということは、その先5年生、6年生と持ち上がって増えていくので、「これで塾が続いていくな!」と、安心したのを覚えています。

合格実績よりも一人ひとりの成績がどう変わるかを見ている

合格実績を出すよりも、子どもが伸びること、一人ひとりの成績がどう変わるかを見ている雰囲気が強いと思います。これまでは、塾は合格実績で見られることが多かったと思うんです。SNSで口コミが拡散しないと、生徒を集めるには「御三家合格◯人」みたいなところを誇示するしかないんです。

でも今は、「あそこに行かせたら、うちの子こんなに輝いた」みたいなことを、Twitterとかでお母さん方が勝手に拡散するんです。ということは、ウチに通っている子どもの保護者さんに良い体験をしてもらうことが一番の広告価値になるので、御三家合格にこだわることもなくて、そこを目指す子は達成させてあげたいですが、そっちばかりを見て成績悪い子は見ない、みたいな塾ではなく、全員をちゃんと見ているというのが(他塾との)違いとしてあるかなと思います。

偏差値28からスタートした子がいるんですけど、2年くらい経って偏差値50を超えて、大きな進歩だと思いません?「超楽しい!」と思って、「卒業までには偏差値60いくぞ!」と言ってるんで、「いいぞ!いいぞ!」と応援しているわけですよ。そういうのがうちの価値なんだなと思うんですよね。

生徒に対しても社員に対しても、ありのまま受け止めて、今良いところをどうやって伸ばせるかを考える

一番意識しているのが、押し付けない、その子のありのままの状態をそのまま受け入れる、ということです。どうしても理想の像「受験生たるものこうあるべき」みたいなのがあって、そこに足りていないのを「何とかしなきゃ…」となっていきがちなんです。それを押し付けないように意識しています。

どうしても足りない部分に目がいってしまうんですよ。保護者セミナーで保護者さんにもお伝えしていることなんですが、完璧な子どもなんていないんですよ。だから足りない部分を見るとどんな子でもアラが見えるし、できないところ、悪いところをずっと指摘されるとそれは嫌になりますよね。

だから、まずはその子をありのまま受け止めて、今良いところをどうやって伸ばしていくか、どうやったら伸ばせるか、ということを意識しますね。

(生徒だけでなく)社員達もそれぞれで、良いところを伸ばしていってくれれば良いと思っている。完璧な働きができる社員なんている訳ないんですよ。だから、何でもちゃんとできる、何でもやれるというスタッフじゃなくて、それぞれ自分の好きなことを持って頑張ってくれるスタッフというのを僕は大事にしていきたいし、伸ばしていきたいと思ってます。

自分で面白いと思える仕事を突き詰められる環境

伸学会で働ける魅力は、自分で面白いと思える仕事を突き詰められるところかなと思います。かなり自由度は高いので。

子どもの宿題の出し方と同じで、社員の働き方に関しても「自分がこれをやる」という意思決定に関われているかどうかはモチベーションにおいて全然違いが出る大きな部分だと思います。だからこっちで「君これやってね」と割り当ててやってもらうんじゃなくて、やりたいことを選べるようにしているし、それは楽しい仕事をしたいと思っている人には大きな魅力だと思いますね。

後は、給与が良いのもシンプルに働き手にとって良いと思います。

スタッフ一人ひとりが「勉強してスキルアップしていこう!」という雰囲気

文化・風土としては、一番はスタッフ一人ひとりが「勉強してスキルアップしていこう!」という雰囲気が強いところですかね。結局のところ勉強が好きな人間が多いと思うんですよ。いろんな本を読んで学んで実践して、みたいなことが多いですし、外部の研修やセミナーにも割と喜んで参加しに行くみたいな感じですね。

社員は、突き詰めてやりたくなっちゃうオタク気質が多い人が多い気がします。「子どもをどうやったら伸ばせるか」を突き詰めて、色々「あーでもない、こーでもない」と考えたり、僕なんかは今盛り上がってやってるのがYouTube動画のコンテンツ制作なんですけど「どうやったら多くの人に価値を届けられるか」を日々考えながら、数値で成果が見えるので楽しいんですよね。

僕がそういうオタク気質が一番あると思うし、他のスタッフ達もそういうところが見受けられると思います。もちろん、塾なので一番は生徒の成績「こんな成績がこんなに伸びた」ということを面白いと思っているのは共通して言えることかなと思います。

研修のさらなる充実と研修を受けやすい仕組みづくりに挑戦中

ウチの今の一番の課題は質の担保にあると思います。幸いマーケティングがうまく行き過ぎていて、生徒がすごく集まり過ぎている。

今空席待ちがズラッといる状況で、一番多いのが自由ヶ丘の4年生で、空席待ちが17人いるようです。定員に近いくらいウェイティングがいるので、そういった方達にちゃんと希望する伸学会の教育を届けたいので、

それにお応えするために一学年のクラスの数を増やして、先生の数を増やして受け入れるということをしていますが、それによって質の低下が起こらないようにということはめっちゃ気を遣ってます。

そのために取り組んでいることは、研修のさらなる充実と、スタッフ達が研修を受けやすい形を作ることです。具体的には、研修を受けるために集まってもらうのではなく、動画コンテンツにしてしまって家からでもどこからでも見られるようにしてしまう。

プラス、一方通行だと見てるかどうかすらチェックできないので、ちゃんと回答してもらう仕組みも作って、頑張って勉強したことを発表する場がないとスタッフ達もやる気が出ないと思うので、「動画を見てこういう風に考えてくれたんだね、理解してくれたんだね」と、僕たちが評価して給料等で還元する、あるいは精神的な面で認めていく、認めていくことが本人達にとって名誉となるような仕組みを作っています。

まずは「勉強を楽しくする」教え方を身につけて最前線に立つ

伸学会に入った方は、(教育心理学をベースにした研修を)学んでもらって、実践をして、振り返りをして「こうして良かった、こうしておけば良かった」という経験を蓄積して、先生として最前線で働けるようになってもらうというのがスタートです。

以前入ったスタッフの例だと、社員として新卒で入ってきたスタッフは毎日授業が終わった後に反省会をして「伸学会としての教え方はどういうものなのか?」というのを促成栽培で身につけてもらう感じでやりました。

「どうすれば子ども達はそれに主体性を持って自分からやりたいと思ってくれるのか?」そういったことを一つひとつ教えていくことを大事にしています。

小さな例を1つ挙げると、子ども達に宿題という形で押し付けるのか、それとも、どういうことを次の授業の1週間まででやってくるか、もちろん生徒の希望を丸ごと通すわけではないですけど、「君たちはどういうことをしたら良いと思う?」ということを問いかけてみて、その上で「1週間の課題はこれな」と決めていくと子ども達の納得感が全然違うんすよね。決定の過程に関われたと思うと当事者意識が湧いてくるんですよ。

そういうことをスタッフ一人ひとりに学んでもらって現場で実践してもらう。場合によっては、子どもの反応がどういうふううに違ったかを本人に確認して、体感してもらう、という感じですかね。

生徒一人ひとりを見れない人、お金儲け第一の人には合わない

逆に生徒を一人ひとりの顔で見られない人、集団としてしか人を見れない人はウチには合わないかなと思います。別にそれが悪いわけじゃないんですけど、生徒一人ひとりをちゃんと見て「その子のために何がしてあげられるか」ということを考えられる人であって欲しいので、クラスの平均点や在籍数、生徒が何人増えたかということしか楽しめない人とは話が合わないかなと思います。

また、教育をお金儲けだと思っている人は応募しないで欲しいと思います。教育は保護者さんも情熱を持って取り組むことなので、お金を獲得しやすいジャンルではあると思うんです。中学受験という市場はお金がないとできないという前提があるので、金儲けをしようと思えばできる。

もちろん僕も「お金は汚いからウチは貧乏で行く」と考えている訳ではありません。ただ、金儲けの道具として教育を考えている人にはウチには合わないと思います。そうしたいなら別のところへ行けば良いと思います。

ウチは第一に、顧客に価値を提供して、その感謝として「ありがとう」の証としてお金をもらう、その位置付けを絶対的に大事にしてるので、売上やそれに伴う自分の給料が第一に来る人は合わないと思います。

もちろん、ちゃんと保護者さんから授業料はいただきます。高いお金をいただいた上で、それを社員に還元しているので、給与水準は他よりも良いだろうと言えるんですけど、それ目当てで来る人は落とされるんで応募しない方が良いと思います。

この子の人生が変わった!という瞬間にいっぱい立ち会える

子供の教育って本当にやりがいがあるんですよ!人を変えることって難しいです。特に大人になると自分を変えることって難しいというのは自分自身で実感していると思うんです。それが子どもの場合は、見えやすいというか、こっちが働きかけたことに対して素直に変わっていくところが見られるんです。

この子の人生が変わった!という瞬間にいっぱい立ち会えるんですよ。これはものすごいやりがいなので、そういうポジティブなやりがいを求めている人は、ぜひウチに来て欲しいなと思います。